介護における正社員の仕事内容や募集の条件

正社員への採用は30代以上になると難しくなることが多いが、介護職の場合は年齢や経験に関わらず採用されることが多く、未経験者OKの募集も行われている。正社員の特徴としては、フルタイムで働くことや雇用期間に定めが無いこと、そしてボーナスがあることなどが挙げられ、派遣社員などより責任は重いがさまざまな面において待遇がよいと言えるだろう。

介護職における正社員の仕事は、身体介助をはじめ、レクリエーション等の企画運営や、書類作成、そして生活相談員など多岐に渡る。また、講習や研修といった社内での資格取得ができる場合もあるため、介護の専門家としてキャリアアップしたい人に向いていると言える。
資格に関しては、特に無くても採用されるケースもあるが、当然資格や経験があったほうが有利であり、初心者の場合は「介護職員初任者研修」を持っておくとよいだろう。

雇用に関しては、初めから正社員として採用される場合があるほか、派遣社員やアルバイトでの雇用を経た上で正社員として採用されるという場合もある。給料に関しては、月給制か年俸制となっており、ボーナスが支給される場合もある。
そして勤務時間に関しては、夜間には必ず正社員を1人以上置く場合が多いということもあり、月に4~8日程度は夜勤があると考えるのが普通である。また、介護の仕事は予定通りに終わらない場合も多いため、残業も1日に1~2時間程度あると考えておいたほうかよいだろう。